今現在(2015/3)の薬剤師の給料相場は、新卒で20〜30万位です。
病院<調剤薬局の傾向があります。1番の要素はやはり地域です。
ざっくり都会と田舎では50%位の開きがあります。
理由は簡単です。
経済原則の通りで、需要と供給のバランスです。
では、何故都会に集中するのか?
人によって様々でしょうが、生活環境、交通の便、娯楽、など一般的なものの他に、薬剤師を含めて医療職はスキルアップの環境が大きな要素です。
確かに都会の方が都合が良いのは事実です。
ただ、昔と違って田舎と都会の差は無くなってきています。
ネットの普及でその気さえあれば、どこに住んでいてもスキルアップは十分可能な環境になって来ています。
何でもそうですが、環境の問題ではなくやる気ですね。
それでも、やはり都会志向が強いのが現実です。
その結果、田舎の給料は高額になっています。
では、どの位が相場なのか?
北海道の薬剤師の給料相場
では実際どのくらいの給料なのか?
ぼくの例をご紹介しますので参考にしてください。
北海道の地方都市から名前すら知らなかったド田舎への移動でした。
きっかけは子供も一段落したのと一軒家で犬を飼いたかったからです。
それと以前から知人からの要請があったのも理由のひとつです。
町立病院の門前調剤薬局です。
給料は直接社長と会ってこちらの希望金額を提示しました。
金額はズバリ税込で900万です。
予め履歴書も送ってありこちらの事情等も伝えてあったので、一発回答で即決でした。
この金額はこの地域では特別という程高額ではなかったです。
経験年数にもよりますが、650〜1000万位がこの地域での相場でした。
ぼくの経験から言えることは、
自分の希望金額をはっきりと伝えることがいい結果に繋がります。
変に相手の足元を見て金額を釣り上げようとしないことです。
給料は言ってみれば自分という商品の価値ですので、
それがコロコロ変わることは商品価値自体の信頼性を損ないかねません。
なので、一旦決めた希望金額は極力変更しないことです。
もし変更する時は、それなりの理由がある場合に限ります。
それは、例えば勤務時間であったり、休日日数などです。
休日を増やす代わりに金額をその分減額するとか。
この辺は交渉の範囲内です。 大抵、田舎の経営者は人情味がある人が多いので、
こちらの希望や事情を考慮して貰えることが可能です。
その辺が都会との大きな違いです。
自分が相手の会社に貢献できることをしっかり伝えれば、
誠意は必ず伝わると思います。給料はあなた次第です!