調剤薬局給料
ここ2年間の薬剤師国家試験の合格率が低迷しています。昨年60%、今年63%。
6年制移行期を除いてほぼ70%後半〜80%前半で推移していたのが10%以上低下してきています。
絶対数で150人〜200人の減少です。つまりそれだけ薬剤師確保が難しくなって
いる状況があります。それは経済原則のとおり給料相場の上昇に繋がっています。
特に地方の小規模薬局では薬剤師確保がまさに死活問題になっています。
このような状況な中、年収は都会で400万〜600万、地方だとその2〜3割増し。
勿論管理薬剤師だと其々さらに2〜3割増しが相場のようです。
この状態がいつまで続くかは予断を許しません。と言うのはこれまで何度か
触れましたが調剤報酬の改訂によって調剤薬局の利益が大きく変わるからです。
何と言っても調剤報酬あっての利益ですから。
個人的には、基本国の財政が逼迫している中でこれ以上調剤報酬が増えるとは考え難く、今がピーク、いや既に下降ゾーンに突入していると思います。
その辺を考えて勤務先を選択することをお勧めします。
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